
この本は「死」についての本です。
主人公は転校して、新しい学校に通うのですが、そのクラスでまた、王様ゲームが始まっ
てしまいました。
王様ゲームというのは、携帯に王様からメールが送られてきます。
その命令に従わなかった場合、殺されてしまうという、残酷なゲームです。
主人公は、前の学校でも王様ゲームを体験しました。次々にクラスメイトが死んでいきます
。
でも、最後は一人だけ生き残るのです。
それが、主人公でした。
その残酷なゲームがまた、新しいクラスで始まってしまったのでした。今回も前と同様、次
々にクラスメイトが死んでいきます。
しかし、一つだけ前のゲームと違った点がありました。
それはもう一人、王様ゲームの体験者がいる点です。
女の子なんですが、性格が悪いのです。
なんとかして、自分一人だけ助かりたいと思っていました。
まぁ、そう思うのは誰でもだと思いますが、その人は友達を犠牲までして、自分が助かりたいと思っていました。
私は、友達を大胆に死んでくださいって言ってると同じような事はできないと思います。
でも、自分が助かりたいと思うのは本当です。
王様はなにがしたいんだろう?と思いました。しかし、主人公はその女の子とは違って自
分を犠牲にして、クラスメイトを助けようという人でした。
優しい人です。
最初は、主人公が王様だってクラスメイトから嫌われていました。が、事が大きくなるにつ
れ、主人公は王様じゃないということを信じてもらえるようになります。
人を殺そうとする人じゃないと。
みんなは、主人公を信じました。
クラスメイトも死に際に、頑張れ、お前がこの王様ゲームを止めてくれ的なことを言いまし
た。
それだけみんなから信頼されてるんだなぁと思いました。
泣いてしまいそうな場面もありました。でも、最後はみんな死んでしまいます。この本は、醜
い、人間の争いを「死」という事を主題にして、書かれてありました。死ぬのは怖いです。
でも、クラスで一人しか生き残れないとしたら、あなたはどうしますか?
と問われているような感じでした。
深い本だな、と思いました。
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