
主人公と同じ高校に通っている、本多奈津子は、前の高校でも王様ゲームを体験してい
ます。
この本では、奈津子の王様ゲームの記録が書かれてありました。
王様ゲームのルールはすごく理不尽なもので、王様からの命令に従わなかった場合、殺
されてしまいます。
命令は、簡単なものから、クラスメイトを最低1人殺せという恐ろしい命令まで、たくさんあ
ります。
大抵、1つの命令で1人は死んでしまいます。
奈津子は、明るい性格で、健太郎という友達と一緒に行動します。
舞という冷たい性格の子がいました。
その子は、クラスメイトを平気で殺すような子で、何人も命令のために殺しました。
しかし、そういう人こそがこのゲームで生き残っていくのです。
このゲームでは、友情などは通用しません。
「死にたくない」みんな気持ちは同じなのです。
しかし、それでも死んでいく人たちは勇気がない、根性がない人たちというわけなのです。
人間の本性が現れるゲーム、それが王様ゲームなのだと思います。
奈津子たちのクラスは、以前までは仲が良いクラスだったのですが、王様ゲームが始まる
ことにより、関係が崩れていきました。
命令の内容は、前とは少し違い、眼球を2つとれ、痩せれなかった方に罰、クラスメイトを
最低1人殺せなど、最初から恐ろしいものでした。
それで何人も命をおとしていきました。
そして、最後に残ったのは奈津子・健太郎・舞の3人でした。
健太郎は、飛び降り自殺をして死んでしまいました。
が、最後の命令がきました。
奈津子が舞を殺す。という命令でした。
奈津子は、健太郎を失ってそんなことができる状態ではなかったと思います。
しかし、奈津子は屋上から舞を押して殺しました。
後になってわかったことですが、舞があんなにもクラスメイトを殺した理由は、早くこの苦し
みから開放させてあげたかったからです。
私も早く死んだほうがいいと思います。
最後まで生きるために、友達の死をずーっと見て人間の醜い争いをして、人を殺して、生
き続けなければいけません。
そんな苦しい思いをするより、早いうちに死んでしまった方がいいと思います。
実際、奈津子は最後まで生きていても、大切な人を失い、人の死を見続け、結局自分の
手で一人の人間を殺すことになっていました。
王様ゲームの記憶は消えません。
未来まで、生きている限り、ずーっと記憶しつづけます。
奈津子はクラスメイト全員の死を受け継いで生きていくのです。
みんなの分まで、幸せに生きていってほしいです。
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